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渓流ルアーで使うためのAbu73y 5001C 両サイドカップの固定マグブレーキ調整完了

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Abu 73y 5001C 両サイドカップの固定マグブレーキ調整完了 アベイル3mm溝スプール 

 

現在のセッテイングは安定のブレーキ力

よりも飛距離を優先させているので

ベークライトブロック大1コ仕様に

なっています。

こちらの仕様でも適時キャスコンで

調整すれば問題ありません。

遠心とマグ各々好きなほうで使って

ください。

 

前回の固定マグブレーキ調整でなんとも

納得いかない感じで終わってしまった

ので購入してあるはずのスプールを

探して組付け再度調整しに行くことに

しました。

 

 

ですが…

どこにしまいこんだかなかなか思い

出せなくて日にちがあきました。

 

fishing-tackle

 

見つかりました!スプール。

あちこち探しまくってしまいこんで

いた場所が防湿庫の中という…

カメラやレンズと一緒に入って

いました(笑)

まあ一応精密部品ですからね。

 

 

安堵してサクッとスプールピニオン

を取り付けてラインを巻きました。

 

スプールピニオンを取り外すときに

極小のEリングじゃないなCリング

を取り外すんですが飛んで無くなる

と大変なことになるのでビニール袋

の中で作業すると良いですよ。

 

 

そしていつものド本流へ。

 

fishing-tackle

 

人が来ない場所を探してここを選び

ましたが少し上に道路があるので

調整作業をしていると車の速度が

落ちるのがわかります。

 

fishing-tackle

 

さすがに3mm溝のスプールという

感じです。

ラインは前回と同じものを50m

巻きました。

 

fishing-tackle

 

シャロースプール感があります。

今回は投げたいルアーを絞り込んで

持ち込みました。

 

fishing-tackle

 

蝦夷50S 1stの3.7gと蝦夷50Sの3.8g

と蝦夷50S TYPE-Ⅱの5gと本流用の

蝦夷と山夷の5個のみです。

 

 

おそらくですが3mm溝のスプールと

周辺のポン付けパーツで武装すれば

3gのルアーは問題なく投げられる

んだろうということは薄々感じて

います。

ノーマルスプールにノーマルベアリング

3gはなんとかかんとか投げられます

からね。

 

 

ただ個人的にいつも使っているルアー

さえ投げられればよかったので

調整で投げるルアーは上記のように

なりました。

 

 

固定マグブレーキは前回の5mm溝の

スプールで最後に投げてまあまあかな

と感じた位置のままです。

 

 

そして第一投目でバックラッシュ

しました。

5mm溝と3mm溝でそれほど違い

はないのかな?などと甘くみて

いましたがまるで別物でした。

 

 

スプールの重量差は6gほどです。

さらに軽くなって軽い力でスプール

を回せるので回りはじめの初速が

ハンパありません。

まったくマグブレーキの力が不足

しています。

 

 

すぐにリールのサイドカップを開けて

固定マグブレーキを調整します。

とりあえず固定マグブレーキの

フレームに当たる箇所はゼロ

ポジションへ。

 

 

これで再度投げてみます。

しかしこれもバックラッシュです。

スプールがさらに軽くなったことで

初速の凄まじさにビビります。

 

 

これでだいたいの感じがわかったし

投げるたびにバックラッシュを直す

のも大変なので固定マグブレーキの

個別の5個の側をスプールと干渉

しないギリギリまで出していきます。

 

 

アレですね!ベイトリールを購入して

どのくらいのブレーキの強さで投げ

られるか確認していく一般的な方法

です。

だんだんブレーキの強さを弱めていく

方法です。

 

 

この方法で遠投と近距離と交互に

投げていきます。

なぜ?と言われるとマグブレーキ

のブレーキの強さが一定ではない

からですね。

 

 

私の場合は実際に投げて違いが

わかりましたが補足で説明すると

こんな感じです。

 

そして、マグネットブレーキで1番誤解されているのが・・・・・・・・・

ブレーキ力が常に一定と言われている部分です!

渦電流はスプールの回転速度が上がるにつれ強くなり、それに比例して抵抗も大きくなります。

なのでブレーキ力は、スプールの回転速度に比例して変化しているので、本当は一定のブレーキではなく、回転速度に比例したブレーキがかかっているんです

出典:Avail staffblog. マグネットブレーキ 原理編より引用

 

実際に投げて遠投するとブレーキの

強さが強すぎるな!

と思う反面で今度は近距離に投げると

あれ?ブレーキの強さがたりない!

というふうになるんです。

 

 

これを自分の腕に合わせて何度も

リールのサイドカップを開けて調整

することになるんです。

スプールから磁石を離したり

近づけたり挙げ句に5個の磁石の

高さも揃えなければいけない。

 

 

まあ面倒くさいったらありません…

自分の納得できるところまで調整

するのに最初のバックラッシュの

失敗もあって4時間ほどかかりました。

 

 

遠投で安定してブレーキが効いて

近距離では3.7gのミノーを軽い力で

投げられる。

自分の腕と相まって固定マグブレーキ

の調整が完璧にできたときに

 

笑いが

 

とまらなくなる

 

はずです!

 

実際私がそうでした。

 

 

そんな金かけて苦労してまで古い

リールを使ってないで現行ロープロ

を使えば簡単だし楽なのに!

と言われると身も蓋もありませんが

どうせなら大好きなリールで渓流

ルアーを楽しみたい。

これだけですね。

 

 

ということで私がとても苦労した

ので同じことをやろうとする方には

楽に調整作業をやって欲しいです。

 

 

オールド5001Cで3mm溝のスプール

限定にはなりますが固定マグブレーキ

ユニットは自宅でこんな感じで

セッテイングしてから川なり池なり

湖なりで投げて調整作業をやって

ください。

(ウルキャスの場合も5個の磁石を

最初から出したほうがいいみたい)

 

fishing-tackle

 

自宅で固定マグブレーキを

セッテイングしていくと現場で少し

は楽ができます。

 

fishing-tackle

 

固定マグブレーキの本来の調整する

部分はゼロポジションにします。

 

fishing-tackle

 

5個の磁石をスプールに当たらない

ギリギリまで出して調整して

ください。

出せたら一度サイドカップを組んで

スプールを軽く回して接触して

いないか確認してください。

 

 

この状態で現場で投げてみて調整

していけばバックラッシュしらずで

楽にブレーキの強さを調整して

いけます。

 

 

まあ…絶対に現場でサイドカップを

開けなければならないのと

固定マグブレーキのユニットを

取り外さなければいけないのは

変わりないんですがね…

できればバックラッシュを抑えて

調整作業をして欲しいということで。

 

 

あ!忘れていました。

キャスコンは耳のすぐそばでスプール

をつまんで動かしてかすかな音で

カタカタ音が聞こえる程度で調整作業

はやりました。

 

 

ちなみにオールドやウルキャスは

キャスコンに数字のメモリが

あるので調整した数値を覚えて

おくと以降楽にキャスコンの

調整ができますね。

 

 

ロープロリールのときはギュッと

パーミングでリールを握るとボディ

が少し歪むのでメカニカルは耳の

そばじゃなくてもハッキリと

カタカタ音が聞こえるくらいまで

緩めていましたが全部金属製の

オールドリールではそこまで

緩めなくても大丈夫ですね。

 

fishing-tackle

 

fishing-tackle

 

調整作業でバックラッシュ連発した

ので新品のラインが使い物に

ならなくなりました。

もったいないですが致し方ありません。

 

fishing-tackle

 

リールは汚い水の川で調整作業を

したのでバラしました。

ポンコツレーベルさんのハイギア

の慣らしもこれでできたと思うので。

 

 

バラしたついでに購入当初から

欠品しているワッシャーやガタが

きているであろう部品は注文

しました。

 

 

それと経年劣化で段差がついて

しまっているドラグワッシャーは

これを機に以降長期間使えて滑り出し

の良いカーボンクロスドラグ

ワッシャーに変更するのに注文

しました。

3mm溝の軽量スプールも大切に

使いたいのでドラグの効き具合は

大事です。

(頑丈なスプールではありません

からね)

 

 

部品が到着次第組み上げていざ

実践投入です。

楽しみだな!!

 

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