渓流ルアーで使うウェーダーの水漏れ修理 SIMMSのウェーダーは何年使えるのだろうか?

水漏れさえ直せばもう少しいけそうだがソックス部分の臭さは10年分 ソックス部分の臭い取りでいい方法あるのかな?シームテープに影響を与えない方法が知りたい
昨シーズンで新品で購入して使っていた
SIMMSのウェーダーが10年目を迎えた
転倒滑落などもなく大ダメージを与えず
にシーズンを乗り切れました。
ただ最後ということで尺ヤマメを狙う
べく穴場のポイントに行ったときに
野薔薇のトゲトゲ攻撃をくらったのは
痛かったです。ズッポリと刺さりました。
これはやっちまったな~とは思った
ものの前側の腰から少し上の部分だった
ので修理は楽だな!と少し安堵しました。
ディープウェーディングでポイントには
行ったのでしっかり水漏れはしました。
それから天気の良い暖かい日を選んで
ウェーダーを洗ってしまおうといつも
の手順で水漏れチェックをすると…
あろうことかソックスとGORE-TEX
素材の連結のシームテープから派手に
水漏れしていました。
え~!水漏れしてたの?という感じです。
結構なディープウェーディングで渡渉
したりそのまま釣りをしたりしていました
が冷たい感覚とか靴下がビチャビチャに
なることはなかったんですけど。
変だな?と思い冷静に考えるとこれは
アレですね水漏れを確認するのに片足
側にパンパンに水を張ったことから
くる水漏れです。
ということは…
シームテープの劣化も始まったという
ことですね。これは修理が大変になり
ますね。おそらくアチコチから次々に
水漏れが発生します。
今回の水漏れはとりあえずソックスの
部分と前面の腰から少し上の部分の
2箇所だったのでとりあえず修理して
来シーズンも使うことにしました。
すでにシーズンは解禁しているところも
でてきたので干して乾燥させておいた
ウェーダーを出してきていざ修理開始
ですがソックス内部からの異臭。
毎年洗っていてもダメみたいですね…
10年分の足の臭い匂いが蓄積されて
しまっています。
どうやったら取れるんだろうか?
この匂い。
今回の修理箇所はこの2つです。
とくにソックスとGORE-TEX素材の
連結箇所は大変そうです。
前面の腰から少し上の部分は簡単
ですね。
ウェーダーの修理方法は以前にしたので
今回は省きますが修理する箇所によって
使うシームテープやパッチが違うだけで
作業内容は同じです。
まずは大変だろうソックス部分から修理
をしていきます。
アイロンでシームテープを温めて接着を
剥がしていきます。
剥がし終えたら残っている接着剤を
紙をあてがって温めて紙に移して
いきます。
ある程度接着剤が取れたら新しいシーム
テープを一周貼り付けていきます。
ゆっくり時間をかけてやれば大丈夫
ですね。面倒ではありますけど…
1周分シームテープ測って切ったら
最後に重なる部分を丸めておくと
剥がれづらくなります。
大変でしたがなんとか完成しました。
若干のミスはありますが大丈夫でしょう。
次は2箇所目の前面の腰部分少し上の
部分の修理です。
こちらで使うパッチは透湿素材用の
新品購入時に付属してきたものを使い
ます。大丈夫でしょうか?パッチは。
こちらも丸くカットして使うと剥がれ
づらくなります。
洗ってから撥水剤に漬け込んだので一応
脱脂してからパッチを貼り付けます。
やっぱりパッチも若干劣化していました。
当然付属してきたものも10年前のもの
ですのでいくらアイロンで温めても粘着
しない部分もあるものです。
カットして溶着させました。
ちなみに透湿素材部分に使うパッチは
シールタイプになっているものとそのまま
溶着させるものがあるので注意が必要です。
SIMMSの付属してきたものもはシール
タイプです。
最後に他にシームテープが剥がれていない
かを確認して終わりです。
前回修理した箇所に若干剥がれあったので
アイロンで温めて再溶着させておきました。
今シーズンで11年目のウェーダーです。
シーズン終了後に洗うときが心配ですね。
アチコチから水漏れしないといいんです
けどシームテープの劣化が始まったので。
それよりも釣りをしているときに
水漏れが始まるのは勘弁ですね。