渓流ルアー流用ロッドで以前使っていたサムルアーズ ライトトリップをチャンピオンフェルール化

ロープロに合う感じのグリップ ブランクはソリッドカーボンでテーパーも良い感じ なんとか丸型リールで使えないものか? チャンピオンフェルール化を決行
少し前の記事で使いたいけど使えない
グダグダのものを書きました。
いや…実際には使えないこともない
のです。
丸型リールだってちゃんとリール
シートに固定できますから!
じゃあ良いじゃん!となりますが
個人的にグリップのデザインがな…
と思ってしまうんですよね。
ロープロを載せて使っていたときは
こんなことまったく思わなかったん
ですけど。当然か…
だけどロープロを載せて使っていたので
ソリッドカーボンのブランクの良さは
わかっているんですよね。
チューブラーとはまた違ったもの。
なんとかならないものか?ではなくて
これは最初からわかりきっていること
チャンピオンフェルール化してしまえば
ロープロと丸型リールの両方で使える
ようにできます。
問題は自力でフェルール化するか料金
を払ってショップにお願いするかです。
手持ちのロッド2本は昔にフェルール化
したことがあるので自力でできないこと
はありません。
(両方とも転倒と滑落で折りました)
ですが色々な工具や道具がないと意外と
大変です。それと知識もね!
まあ…自分で使うのもですので完成
までの時間や仕上がり具合はね。
テケトーさと雑さも相まってという
ことで。
自力でやるか?ショップに頼むか?
一週間ほど迷って今回は初めて
ショップに頼んでやってもらうことに
しました。
良いブランクですから。
それでできあがってきたのがこれです。
当たり前ですが自力とは仕上がりが
ケタ違いです。
先に料金を問い合わせたときにそれほど
高額ではなかったので2本お願いしました。
52ULと46ULです。
ちなみに元々のグリップはこうでした。
ロープロで使う前提のグリップデザイン
ですね。
ワインディングチェックの位置で
フェルール化してもらっています。
ぶっちゃけて言うと自力でやった場合
このワインディングチェックをキレイに
外す自身がありませんでした。
なんていうか絶対に汚い仕上がりにする
自身はありました。
なのでショップにお願いしました。
あとで後悔したくはありませんからね。
ショップにお願いしたのは間違いあり
ませんでしたね。
フェルールを接着したあとに上部まで
ちゃんとクリアでコーティングして
くれています。
自力だとフェルールを接着して終わり
ですからね。
フェルールはショップに
「良いもので作ってください!」
とお願いしたらブライトリバーの
インロッドフェルールで作って
もらえました。
(頼めば自動的になるのは知って
いました)
フェルールの色までは指定しなかった
のでシルバーとメッキですがガイドの
ステンレスフレームと同系色なので
合わせてくれたのかな?とは思いました。
ちなみにロッドをフェルール化する場合は
良いフェルールを使うことに拘ったほう
がいいです。
拘らないとあとで大変なことになります。
昔からブラックバスのトップウォーター
を嗜んできた方々や各ショップの常識
としてあるものがあります。
それは3本爪でフェルールを咥える
部分のサイズ。
いにしえのフェザーウェイト社が作った
規格です。
フェザーウェイト社のチャンピオン
グリップで使えるフェルールサイズ
です。
これがおおよそ9.5mmです。
現行製品のトップウォーターロッドや
グリップはこれを元にして作られて
います。
いわばこのサイズで作るのが基本です。
ですので現行製品の各メーカーのトップ
ウォーターロッドはまた違うメーカー
のグリップに装着して使うことが
できます。どのメーカーも右へ習えで
このサイズで作っているからです。
とはいえ一般常識ではなく知っている人
は知っているという程度ですので少し
まずいのではないのかな?と思うもの
もあるのは事実です。
ブランクス元部外径7.9mm以下に使用できるインナータイプの超軽量アルミフェルール。
フェルール内部に差し込むタイプのため、フェルール露出部が少なく、一見バットジョイントタイプとは分からないほどスタイリッシュな見た目です。外径14mmの円盤部分が、ヒトトキワークスのグリップジョイントシステムにピタッとはまり込むよう設計されています。
グリップに差し込む部分のローレット加工されたチャックは、チャンピオングリップ規格の外径9mm。
ヒトトキワークス製品以外の多くのチャンピオングリップ規格製品にも取り付け可能です。出典: Hitotoki Works>TOP >ロッドビルディングパーツ >アルミパーツ>アルミインナーフェルール(チャンピオンフェルール)AIFより引用
間違っている箇所と削除したほうがいい
箇所がありますね。
フェザーウェイト社のチャンピオン
フェルールに準拠したサイズは9.5mm
です。
当然サイズが合わないのでチャンピオン
グリップ規格製品に取り付けるとなんら
かの不具合がでます。
知っている人は手を出さないでしょう
からいいんですけど知らない人が
見れば合うんだ!となってしまうので
まずいんじゃないのかな?とは思い
ました。
ということでさっそくグリップに
合わせてみました。
といっても主力のグリップでは
ありませんけど…
やっぱり46ULはブランク自体が細い
のでオーバースペック感が出てしまい
ますね。
こちらはもう少し細いブランクに合う
グリップに合わせたほうがいいかも
しれません。
それとグダグダの記事で気づいたこと
ですけど手元が重くなるとロッドを
曲げやすくなりますね。
リールまで載せるとそれはもう!
という感じになります。
とくに52ULのほうはバスロッドから
トラウトロッドに一般的に当てはめる
とLになるんですけど実際に使うと
ソリッドカーボンということもあり
2段増しという感じでした。
ロープロで使っていたときは2段増し
で3パワーのMLと同じくらいかな?
と思っていました。
ロッドのスペックはルアーキャスト
ウェイトは4-10gなんですけど
ぶっちゃけ軽いルアーがすこぶる
投げづらかった。
これが手元に重量があるとロッドが
曲がる曲がる!
もしかすると化けるかもしれません。
使うのが楽しみです。
フェルール化して正解ですね。