リールをオーバーホールしたAbuウルキャスリールのブッシング仕様どうだろうか?
何十年も前に組んで使ってそれっきりだったので仕様変更が大変だった お気に入りのAbu 5001C両サイドカップもオーバーホールした CSロケットファクトリーチューンのウルキャスのブッシング化
やっぱりまた寒くなってきましたね。
つい先日のポカポカ陽気のまま春に
なればよかったのに…
いや…雪が少ないと夏に川が干上がって
しまうか!
ただ耐えられない寒さのピークは
過ぎたのかな?
寒いけど耐えられない寒さではない
ので渓流ルアーで使うリールのオーバー
ホール作業をやってみました。
背中にストーブを背負って(笑)
最近注文していたウルキャスリール用
のブッシングが届いたので組んで
みたくて先走ってしまいますが
そこは堪えてまずはお気に入りの
Abu 5001C両サイドカップのオーバー
ホール作業をやりました。
シーズン中は注油のみで休む暇なく
使って釣り終わりにタオルで乾拭き
していたのでそれほど汚れはない
かな?とは思いましたが…甘かった。
けっこう汚かった。
機関メカニカルに関してはそれほど汚れ
ていなかったんですがフレームと
両サイドカップが酷かった。
ホコリや水滴の汁汚れにカップには
蜘蛛の巣が巻き付いているという。
なので機関メカニカルは軽くグリスと
オイルを流して注油してフレームと
カップを綺麗にしてやりました。
だいぶ前に購入してしまい込んでいた
車&バイク用のガラスコーティング剤
があったのを思い出したのでカップに
施工してみました。
どうなのか?半信半疑ですがやらない
よりはいいんですかね。
あくまで中古リールのカップなので
どうなんでしょうか?
コーティングだからこれ以上傷が
つかない感じならありですかね。
使う頻度が一番多いリールなので
綺麗なのに越したことはありません。
サクッと組んで完成です。
お次は何十年も前に組んで使って
それっきりだったオレンジのCS
ロケットファクトリーチューンです。
これはオーバーホールも必要ですが
仕様変更もしないといけません。
何十年も前に購入してサクラマス釣り
で使おうと軽量化とハイギア化して
自分の中で結果が出たので使った後に
軽く磨いてしまい込んでしまった
リールです。
(無事サクラマスは釣りました)
軽量化はありですがハイギア化は
必要ありませんでした。
これを仕様変更していきます。
ギアを6.3から5.3に変更してブレーキ
も遠心とマグ共用で弱めの6点樹脂遠心
ブレーキだったものを2点のベークライト
遠心に変更です。
ハンドルもハイギア用に長めの90mm
を使っていたので変更します。
なんか最初に選んだときのS字80mm
ハンドルがあったはずなので探したら
見つかりました。
組んで近くの川で試し投げしてディープ
ミノーの引きおもり感でロングハンドル
化にしたような気がします。
なにせ何十年も前の話ですので…
気になったら実際にやってみて自分が
納得できないとダメな人間です。
例え金がかかろうが…
それと忘れずに購入したブッシングも
スプールをバラして組みます。
久しぶりにウルキャスをバラしました。
やっぱりオールドと違って部品点数が
多いです。
メカニカル機関はわりと綺麗でしたが
何十年も前に組んだのでグリスが固着
していました。
画像のメカプレに固着したグリスが
残っていたので再度クリーナーを
吹いてブラシでゴシゴシこすって
固まったグリス残りを取り除きました。
IARはグリスを入れ替えてあるので
そのままカラーごと外してそっと
しておきました。
カーボンドラグワッシャーも片面に
グリスを塗ったので白っぽいです。
落ちないグリスを再度落としたりして
ようやく組付けに入りますが…
きたよこれ!
ウルキャスは毎回これなんですよね。
スプールシャフトをロックする
プラスチックパーツの割れ。
新品のときしか割れていないのを
見たことがない!
やったぜ!割れてない!と思っても
触ると割れやがる…
なんか…バラすたびに割れる気がする。
もうちょっとなんとかならなかった
ものかね。
だけど大丈夫です。知っているので
予備もっています。
これが無くなったらどうするんだ?
も大丈夫です。ベストタックル製の
ロッキングワッシャを購入して
あります。
ちなみにベストタックル製のものは
リール丸ごとチューンのみでパーツ
販売は中止になっています。
代用製品が塩ビさんで購入できます。
新品のプラパーツでスプールシャフト
を固定して残りを組み付けていきます。
ブッシングには手持ちのオイルで一番
粘土がネチャ~っとしているものを
さしておきました。
回りづらいように。
組んでスプールのセンターを合わせて
ゼロポジションにして指で弾くと
いい感じで2点遠心ブレーキのベーク
ライトが擦れている音が聞こえます。
スプールの回転もマイルドな感じに。
あとはラインを巻いて実際に投げて
試してみないとなんともわかりません
がベアリングのときよりはマシな感じ
がします。
もしこれでもスプールが回りすぎる
ようならもっと粘土がネチャ~っと
したオイルをさしてみるしかない
ですかね。
これで軽量ルアーが問題なく渓流で
投げられるようならパールブラックの
5501もブッシング仕様にして遠心
ブレーキを6点樹脂から2点ベーク
ライトに変更して試してみたいです。
(塩ビさんでキットが売っている)
せっかく買ったんだから使って
やらないとな~!
渓流ルアー釣りで5000番を使う
変な奴ですから。
とは言え掛かる魚がデカいので
いいっちゃ~いいんですけど…