Abu オールドと現行ウルキャス丸形リールのスプールセンター位置と0ポジション設定方法
Abuオールドと現行ウルキャス丸形リールのキャスコンの使い方 先に設定するのはスプールセンター位置と0ポジション設定
いまさらこれを記事にするのがとても
気が引けます。
なぜかといえば昔からAbuのオールド
を使ってきた方にとっては当たり前の
常識ですのでね。
記事にしたところでそんなの
知ってるし!
当たり前だし!
と言われるのが関の山です。
ですが最近になってAbuのオールドや
現行の丸形リールを使い始める方も
いるかもしれませんので一応解説を
記事にしておこうと思いました。
ですので古くからAbuを使ってきた
諸先輩方は記事を見ても突っ込まない
でくださいね!
あくまで最近になってAbuのオールド
や現行のウルキャスの丸形リールを
使い始める方向けですので…
最初に言っておきますと2種類の
調整方法があります。
ハンドル側のキャスコンキャップに
三角マークが付いているタイプと
付いていないタイプで調整方法が
変わります。
まずはハンドル側のキャスコンキャップ
に三角マークが付いていないタイプの
スプールセンター位置と0ポジション
設定の仕方です。
もう少し突っ込んだところを言うと
ハンドル側のキャスコンキャップの
ところに緩み止めのOリングが
入らないタイプのリールです。
丸形の2500シリーズなんかはそもそも
ハンドル側にキャスコンキャップが
ありませんよね。
このタイプの丸形リールのスプール
センター位置と0ポジション設定方法
は楽ちんです。
古いオールドはスプールセンター位置
を出すのにスプールセンタリングシム
を使っています。
キャスコンキャップの中に入っている
四角の銅板です。
右側2枚に左側2枚の計4枚ですね。
リールをバラすと組み間違いで片側に
3枚とか入ってしまっていることが
あるのでそのときは取り外しておいて
ください。
よほどのことがない限り規定のスプール
センタリングシムの枚数でスプールの
センター位置は出るはずです。
万が一ですがキャスコンをギリギリと
締め上げて重いルアーをブンブンと
投げていたようなリールですと
スプールシャフトが擦れて短くなって
しまっている個体があるかも
しれません。
そういうリールにはスプールセンタ
リングシムを追加して調整して
ください。
ハンドル側のキャスコンキャップは
緩み止めのOリングが入らないので
しっかり締め込んでください。
(バラすときに緩められる程度で)
この状態でスプールをハンドル側に
寄せてみてセンター位置になって
いれば問題なしです。
あとは0ポジション設定をするだけ
です。
良い時代のマイムスチューンですね。
(今はベストタックルが良いと思う)
ハンドル側のキャスコンキャップに
三角マークが付いていないタイプの
リールはこの方法を参考にすれば
良いと思います。
渓流ルアーで多く使われる2500
シリーズですとカゴ釣りと違って
重いものは投げないので緩い感じの
0ポジション設定でいいのかなとは
思います。
私が当時設定していた感じを言えば
耳のすぐそばでスプールを摘んで
動かしてみて微かにカタカタという
音が聞こえる程度で0ポジション設定
で重いスプーンを投げるときだけ少し
キャスコンを締める。
こんな感じだったと思います。
3g~5gの軽量ルアーを投げられる
設定です。
あとはサミングで処理です。
(おそらくです…)
もう一つのスプールセンター位置と
0ポジション設定の仕方はこちら。
現行ウルキャス5000シリーズですが
このタイプは両方のキャスコン
キャップに三角マークが付いています。
それに両方のキャスコンキャップに
緩み止めのOリングが入っています。
楽なスプールセンター位置と
0ポジション設定というなら先に紹介
した設定方法もいいんですけど
左右のキャスコンキャップがネジ式
というのを考えるとこちらの調整方法
も良いんじゃないかな!
とは思います。
シンクロレベルワインダーということ
でスプールのセンター位置は必ず出し
たほうがいいかと思います。
動画を参考に使う人それぞれの
0ポジション設定にしていつも投げる
ルアーがバックラッシュせずに投げら
れるように調整してみてくださいね。
Abu丸形に限って
答えは色々です