VoLTE 大陸版Huawei Pura70 Ultraは国内では通話できるのか試してみた

現行モデルは大陸版でも昔ドコモと組んでいたので日本に優しかった APN設定画面を見て絶句したよ 現行Huaweiは大陸版でも日本国内で使うときにVoLTEの設定で悩むことはない
使っているスマホも何ら問題なく急いで
買い替えなくてはならない状況でもない
のでこれといってはネタはない。
飽きてはいるんですけどね。
ただふと気になったんですよね。
カメラ目的で買った大陸版のHuawei
Pura70 Ultraはネットは使えるとして
国内の通話には使えるんだろうか?と。
中華スマホ大陸版だと国内通話で使う
場合は設定が大変なスマホもあります。
まあ大変といってもとてつもなく
設定するのが難しいというわけ
ではないんですけどね。
だったら物はあるんだから試してみれば
いいじゃない!
ということでさっそく試す準備をして
いきます。
ですね。
みんな使っているやつです。
ネットで申請できて楽楽なやつ。
申請後からすぐに使用できるように
なります。
いやいや…
HUAWEIってアメリカが制裁している
くらいだからやばいメーカーなんじゃ
ないのかよ!と思いましたよね。
とりあえずこれは解説しておきます。
アメリカがHUAWEIに対してメデイア
や政府機関を使ってネガキャンを貼る
のはドイツとヨーロッパからHUAWEI
を切り離したいからです。
アメリカは昔ドイツの首相の通話を盗聴
していたのです。
それが公表されてしまいドイツは盗聴
されないように回線網をHUAWEIに切り
替えた。
盗聴できなくなったアメリカは
おもしろくないのでドイツとヨーロッパ
からHUAWEIを締め出そうとしている
のです。
ヨーロッパ各国もこの事実を知っている
のでアメリカに合わせているように
見せていつまでも回線網からHUAWEI
を排除していないのはこのためです。
ちなみに渦中のドイツが発表したHUAWEI
を回線網からの排除についてがこちら。
散々騒いでやっと2026年と2029年に
完了するとかね…
どうせこれ口だけですからね。しれっと
延長するはず。
Strong response by Germany to the US hacking Angela Merkel's cell phone and blowing up Nord Stream.
Impressive 🙄
— Vijit Chahar, PhD, Esq. (@VijitChahar) July 14, 2024
まあ…やっているフリというかね…
かえって盗聴されにくいHUAWEIなので
ヨーロッパ各国にとっては排除する
メリットなんてないのでは?
という感じです。
ついでにこちらの動画のコメントの
ツッコミがとてもわかりやすくて
良かったです。翻訳してみてね!
とまあこれがHUAWEIネガキャンの
本質です。
合わせて中華スマホ危ない!もそう。
ヨーロッパ各国で中華スマホは人気
があるから使わせないようにと。
あとはたとえ説明しても信じない人は
信じないんだろうし各自判断という
ことでね。
もちろん危ないなんて少しも思って
いないので私は使いますよ。
とりあえず正真正銘の大陸版ということで
OSはHarmony OSです。
バージョンはアップデートがきたばかり
なので最新です。
ので入れまくったのがこんな感じです。
入れて使った感じはたまに通知が遅れる
のとマップのGPSが少しズレるくらいで
使った感じとしては悪くありません。



さっそく普段使っているスマホから
SIMを抜き出してHuawei Pura70 Ultra
に差し込んでみます。
当然差し込んだだけでは何も起きません。
まずはAPNを手動で設定します。
使っているのはdocomoのirumoなので
手動でAPNを入力する場合の説明を
ネットで探します。
だいたいは設定する項目は3つほどです。
スマホの設定からモバイルデータ通信の
項目にいってAPNを設定していきます。
たいていはすぐ見つかります。
その項目のなかのアクセスポイント名
というところです。
そこをタップして開いた瞬間絶句
しました。
いや…HUAWEIよ…
さすがにdocomoいや日本でスマホを
正規販売していただけのことはある。



私の場合はirumoのAPN設定にspmode
となっていたのでそれでAPNを設定
しましたが最初からこれもありました。
名前をわかりやすく変更しただけです。
APNの設定が終わったら少し待つとSIM
が端末に認識されます。
設定の項目に戻ってSIM管理の項目でも
SIMが認識されているのが確認できます。
大陸版Huawei Pura70 Ultraですので
デュアルSIMで使えるんですがpovoの
ほうはe-SIMなので今回はirumoのほう
のみということで。
APN設定の項目もデフォルトでdocomo系
が並んでいますが大陸版でもバンドは
au系も使えるようになっているので
後日e-SIMから物理SIMに切り替えて
試してみようと思っています。
ちなみに大陸版の対応バンドはこちら
です。
4Gが1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 12, 17, 18,
19, 20, 26, 28, 34, 38, 39, 40, 41
5Gが1, 3, 5, 8, 20, 28, 34, 40, 41, 77,
78
docomoのバンド79がないのは残念な
感じはありますが個人的にirumoなので
4Gオンリーで使うので問題なしです。
バンドを見る限りはau系もいけます。
スマホの画面でもしっかりVoLTEが
問題ないことが確認できます。
docomo HDと表示があります。
発着信も大丈夫です。
通知もちゃんと動きますね。
SMSのメッセージも問題なく受信して
います。
あまり使いませんけどね。
LINEも問題なく移行できましたし送受信
も問題なしでした。
こちらはGMSのほうの通知が使えます。
そして最後にHUAWEIスマホだけなのか
それとも大陸版の中華スマホすべてなのか
大陸版のスマホを複数台買ったことが
ないので不明ですがこのスマホは
通話中の録音が可能です。



う~ん…
Rootとらないと使えないようなものも
いたって普通に使えるのだな。
なんか面倒なところもあるけど大陸版
って悪くないよなと思ってしまった。
追記
さっそく手配したpovo2.0もe-SIMから
物理SIMに再発行したものが届きました。
いや…今は凄いんですね…
スマホで申請して物理SIMが翌日に
届いてしまうんですもの。
初めてやったけどビビったわ…
e-SIMから物理SIMに変更ということで
SIMカードの有効化をしないと使えない
らしく説明どおりに設定しました。
e-SIMから物理SIMだと少し手間が
かかるんですね。ほへ~
物理SIMを有効化できたのであとは
いつものやつです。
APN設定ですね。
スマホの設定の項目のモバイルネット
ワークの項目をタップしてモバイル
データ通信の項目へ。
モバイルデータ通信の項目をタップして
アクセスポイント名 APNを入力して
いきます。
バンドはいけそうなので大陸版はau系
はどこまでいけるのか?ですね。
SIM1にはdocomoのirumoが入っている
のでSIM2にau系のpovo2.0を入れて
あります。
SIM2のアクセスポイント名をタップして
みますがドキドキします。
docomo系はたくさん出たのでau系は
どうなのか?
恐れ入りました…


docomo系だけではなくau系のAPKの
プリセットもあるんですね。
これはもしかすると使っていないので
不明ではありますがSoftBank系の
プリセットもあるのかもしれませんね。
とはいえau系のpovo2.0にあたる
プリセットは見当たらないので手入力
でAPKをセットしていきます。
簡単です。入力するのは3つだけです。
入力ができたら新規で作った項目がある
のでそこにチェックを入れてさくっと
完成です。
モバイルデータ通信の設定項目に戻り
通信事業者の項目を確認すると
バッチリKDDIになっています。
SIM管理の項目もKDDIになっています。
ただ一つおもしろくない部分がありまして
プリセットにあるものではなく手入力で
やったからなのか自分の電話番号が表示
されている箇所に普通の電話番号ではなく
頭に国番号がついた電話番号になって
しまっています。
+81-00-0000-0000←こんな感じに。
まあ…Telegramの番号登録がこんな感じ
なのでべつだん問題はないんだろうな
とは思ったのでとりあえず発着信の確認
をしてみました。
問題なく発着信はできました。
VoLTEの表示もKDDI HDになっています。
ネットのデータ通信も問題なしでした。
ふとpovo2.0なのでトッピングができない
と話にならないよな!と思ったので一応
確認しましたがこちらも問題なく
できました。
ということで現行モデルの大陸版Huawei
Pura70 Ultraは特別な設定など無しで
VoLTEは開放されているようです。
SoftBank系は使っていないので誰かに
確認お願いしたい。