Abu5501Cパールブラックを普段使いできるように組み直す 難点は樹脂6点遠心ブレーキ
元々もっている素質は悪くないのだけれど難点は樹脂製の6点遠心ブレーキ スプールの回転もおだやかなウルキャスでオールドに近い感覚 ベークライト2点遠心ブレーキ化
の感触が良かったので調子にのって
手持ちのウルキャスリールを渓流&本流
ルアーで使えるように組み直そうと
考えました。
笑ってしまうほどにあのファクトリー
チューンが使いやすくなったんですよ。
何十年も前に組んで使ってみて当時
使いづらさを感じて以後使わずに
しまい込んでおいたリールが!
ですので当時組んで使ってみて
使いづらさを感じてしまい込んで
しまったリールも引っ張り出して
使ってやりたいと思いましてね。
Abu5501Cパールブラック
元々もっている素質は良いリールなんで
すよね。
スプールの回転もわりとおだやかな
感じで回って。
マミヤからピュアにかけて販売された
リールです。
マミヤのときはクラシックレプリカ
のレッドでピュアになってレッドと
パールブラックでしたっけ?たぶん。
本当に中身はスタンダードという感じ
でコグにもウォームシャフト部分にも
ベアリングが入っていないある意味
オールドチックなリールです。
ぶっちゃけて言うと個人的にはこの仕様
のリールが最適だと思います。
リールを買ってそれぞれ自分の投げたい
ルアーに合わせてベアリングを追加して
使いやすいリールにしていける。
そんな中身でしたのでそういう部分に
一通りベアリングを追加してスプール
を軽量なものに交換すると軽いルアー
が投げられるようになってしまいます。
(重いルアーを投げるなら中身はその
ままでもいいと思う)
ですがこのリールの難点が樹脂製の
6点遠心ブレーキです。
見てわかるように2個は効くようになって
います。
ですがこれではブレーキ力が足りない。
ではもう1個というと今度は効きすぎる。
うむ~という感じになってしまうのです。
この間が欲しいとなりますよね。
その結果が反対側にマグネットブレーキ
ということになります。
弱い感じで遠心で足りないブレーキ力
を補ってもらう。
これでも悪くないんですけどね。
なんとなくおもしろくないんですよね。
ベークライトのブレーキの効きを知って
しまうと。
なのでこれをシンプルに2点ベークライト
遠心ブレーキ仕様に換えてしまおう!
というわけです。
追加したマグネットブレーキも外す
ことができますし。
軽いルアーを投げる用途で各部に
一通りベアリングを入れたわけですが
ベークライトならば1個でブレーキ力
が足りてしまうと思うんですよね。
すでにパーツは発注したので6.3ギアを
5.3ギアに戻してオーバーホールがてら
組み直して2点ベークライト遠心ブレーキ
仕様CS ROCKET化です。
何十年も前で当時はサクラマス釣りに
燃えていたのでリップが短いミノーの
早巻き対応リールとして組んだもの。
無事にサクラマスは釣りましたよ。
でも6.3ギアのデメリットも知りました。
ディープミノー(リップが長い)をダウン
に投げて巻くと最悪だった…
重いとてつもなく巻くのが重い。
ですのでオールマイティーな5.3ギアに
戻します。
ワンシーズン5.3いやあれは5.4ですか
を渓流で使ってみた感触としてハンドル
を巻くのもそれほど忙しくなく巻ける
ので十分かなと。
それと冷静にリールのパーツリストを
眺めていると今更ながらに気がつき
ました。
マミヤからピュアにかけて販売された
クラシックレプリカのレッドやピュア
のレッドとパールブラックの上位互換
が現行のCS ROCKETブルーグレイ
なんですね。
CS ROCKETの初期のシャンパンなどは
流用したのかクラッチワッシャーの太さ
が細いタイプが使われていましたけど
ブルーグレイのものはブレーキブロック
にほぼ合う太さのものが使われて
います。
コグやウォームシャフトのベアリング
はパールブラックと同じでベアリング
レスです。
だけど効きの良いベークライトの2点
遠心ブレーキユニットが搭載されて
います。
買ってはあるけど5501CS ROCKET
ブルーグレイは使いやすいリール
ですね!
無印のCの完全上位互換リールです。
自分の好きなようにベアリングを追加
したり交換したりして楽しめる
ウルキャスリールですな。
ロックスプリングだけ塩ビさんの
ワイヤータイプに交換すればね。