渓流ルアー どうやら釣りに行くのにニッパーを持ち歩かないとダメな人間らしい KNIPEX
どうやら釣りに行くのに必ずニッパーを持ち歩かなければいけない人間のようだ KNIPEX 7011-110ニッパーを購入 硬線1.2mm切断可能 ちょくちょくそこいら中にフックを刺す
ポケ~っと昨シーズンの渓流ルアー釣り
をこたつに足を突っ込んで振り返って
思い出していると散々だったことを
思い出しました。
いや…釣果は悪くはなかったんですが
釣果以外がですね…
あれ??尺は釣っていないな??
デカイのはデカかったけど。
そうじゃなくて!!
私は自慢ではないんですがヤマメの口
にフックを掛けるのは得意なんです
よね。
この釣りを始めてしばらくたった頃
にバラシ連発病を発症して無意識
でもアワセ(フッキング)ができる
ように矯正したので。
ただこれよりも得意なことが
ありましてね…
それは…
魚の口じゃないところに
フッキングしてしまう
という…
これもはや特技ですね。
第三者から見れば
どうしてそうなった?
という状況が多々あります。
購入したばかりのGORE-TEXのレイン
ウェアにフッキングしたり自分の手に
フッキングしたりベストにフッキング
したりベルトにフッキングしたり
バッグにフッキングしたりウェーダー
にフッキングしたりポーチに
フッキングしたり着ている服に
フッキングしたりと数えれば
きりがない。
最近だと2020年に久々に自分の手に
フッキングしてしまっています。
当時は自分でも薄々気がついたんで
しょうね。
いつもの釣り道具を運ぶボックスに
ニッパーを忍ばせています。
もうしばらくないだろう!なんて
思っていた矢先の2021年シーズン
です。
はい!またやらかしております。
この日はヤマメがあんまりにも釣れな
くて上流にイワナを狙いに行きました。
林道の尖った石がゴロゴロした道を
そ~っと進み草だらけの広場に車を
停めて用意して橋のたもとの階段を
降りて川に入り釣り上がりました。
橋の下をくぐり5mほど過ぎたあたりで
ミノーが根掛りしました。
右、左、上にロッドを煽ってみました
が一向に根掛りが外れません。
諦めて自分が近寄って外すしかないか
と思いはじめて最後にロッドを上に
煽りました。
ロッドを煽った瞬間です。
今まで外れなかった根掛りしたミノー
が外れて自分のほうに飛んできます。
(これよくありますよね)
ふふふ!!甘いわ!!
「何年この釣りをしていると思う」
などと思いながら上半身を傾けて
飛んでくるミノーをかわします。
かわします…
かわ…
か…
かわせてないじゃん!
ガッツリとTシャツの右袖にフックが
ぶっ刺さりミノーがプラプラ揺れて
います。
またやってしまった…
なにが
「もうしばらくないだろう!」だ…
さすがに自分でも呆れました。
そうは言ってもこのままという訳にも
いかないのでフックを外すことに。
とりあえずどうなっているか確認の為
首をひねって右腕を前方に突き出して
Tシャツの右袖を見てみます。
するとミノーのフロントフック1箇所
とリアフックの2箇所が右袖の生地を
貫通しています。
どうやってフックを外そうか?
と考えますが車にニッパーがあるので
この距離なら戻るのがベストなような
感じがしますがそこはやはり生来の
ズボラですのでそうはいきません。
暑いし階段急だし登るのタルいし…
この場所日陰だからここで外しちゃ
おう!フックのカエシ潰せば簡単に
外れるだろう!
なんとも甘い自分自身です。
ズボラなので左手でTシャツの右袖を
引っ張りフォーセップでフックの
カエシを3箇所潰します。
そしておもむろにミノーのフロント
フックを外そうとしました。
外れません…
そうです!おわかりだと思いますが
フックを服にぶっ刺した場合は生地
の元の糸に引っかかりたとえカエシ
を潰したとて簡単には外れないの
ですね。
しょうがないのでラインを切って
Tシャツを脱いで取り外し作業を
することに。
はい!ここでとてもマヌケなエズラ
ができあがりますよ。
腰ベルトの用具を外しウェーダーの
肩ベルトも外します。
首に巻いたタオルマフラーも外して
Tシャツを脱げば完成です。
上半身ハダカで肩ベルトを外した
ウェーダーは膝までずり下がり
Tシャツを左手に持ち右手でフォー
セップを操作するなんともマヌケな
野郎が山の中の川の橋のたもとに一人。
やってみてドキドキしました。
何故ならばこのマヌケな姿を人に
見られるのが恐ろしかったから…
フックを外しているあいだずっと
橋の上を気にしていました。
(めったに誰もこないんだけど)
まあ…フックを外すのは簡単で
フォーセップを斜めにかまして力技
で3箇所捩じ切ってやりました。
(蝦夷純正フックだから可能です
カルテイバやガマカツは無理)
こういうことも起こるので私の知り
あいの渓流ルアーをやっている人は
フォーセップではなくプライヤーを
使っている人が多いかも?
最悪プライヤーの根本に簡易的な
ニッパー機能が付いているし。
(手にフックをぶっ刺すと
どうにもならない場合が多い訳
だけど)
フックを外せて思ったことは
良かった!!
マヌケな姿を
誰にも見られなくて
でしたね。
ということで寒い今時期のこたつで
この出来事を思い出しました。
生来のズボラなのでボックスに
ニッパーを忍ばせて持ち歩いても車に
戻ること自体が面倒でやらない。
ということを…
自分で自分が呆れます…
ここまでとは…
しょうがないのでここは持ち歩ける
サイズのニッパーを購入することに
しました。
小さくて頑丈で硬いものが切れる
ニッパーです。
頭に浮かんだのはあのニッパー。
渓流&本流ルアーでは使っている方が
多いKNIPEXですね。
とはいえプライヤーのほうですね。
私が購入したのは大きさが110mmの
一番小さいサイズです。
このグレードの下のモデルもあるんで
すが川ですっ転んだときに握りの部分
に水が入っちゃうかな?と思ったので
硬めのプラスチック樹脂の握りのこの
モデルを選びました。
大きさと重要視したのは切断能力
ですね。
硬線1.2mmまで切断可能です。
これならば#12と#10サイズの
フックなら切断できるかな?と。
(本来ならもっとデカくてゴツい
大型ニッパーが適しているかと)
持ち歩くのを考慮するとこれしか
ないのかな?
まあなんにせよ…
これでは持ち歩く気にならない訳で。
切断能力は間違いないんだろうけど
重い。とても重い。
こんな感じですもの…
このサイズならば我慢してなんとか
持ち歩けるかな。
ちなみにもう1つKNIPEXのニッパーを
持っています。
右のやつです。
VAPEで使うカンタル線ぶった切り用
です。
正直な話ですが魚の口にだけフックを
フッキングできる人がすこぶる
羨ましいです。
なんて特技を身につけたんだろうか…
渓流&本流ルアー釣りでニッパーを
必ず持ち歩かなければいけない人間
なんだと今更に自覚しなければ
いけないとは…
悲しい。
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