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Abu4501Cゴールド効かない樹脂2点遠心ブレーキからベークライト2点遠心ブレーキへ

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樹脂2点遠心ブレーキに補助でマグネットブレーキを追加それでもキャスコンを締めないと投げられないのでお手上げだった ベークライト2点遠心ブレーキに変更で化けた

 

渓流&本流ルアーでモラムを使っていた

頃に悪知恵が閃いてマミヤのときの

Abu4501Cゴールドを6.3ギアにすれば

アップストリームのラインの巻取りが

もっと楽なんじゃないか?

と考えたのが始まりでした。

 

 

同時にAbu4000番のピーキーさも

味わいました。

やるだけやったはいいがどうにも

ならなくてお手上げでした。

 

 

キャスコン0ポジションでどうにも

樹脂2点遠心ブレーキが効きません。

2個ブロックをつければ!というと

それだと効きすぎで中間が欲しい。

 

 

組んで試した当時はマグネットしか

なかったので補助で弱めに効かせて

みますが樹脂2点遠心ブレーキと

合わせてみてもちょうどいい具合い

にはできませんでした。

 

 

だったらキャスコン閉めれば!

と言われるとそれは確かにそうなんです

けど個人的になんだかな…

と思ってしまうのです。

 

 

それならば補助のマグネットブレーキ

は必要ないわけで。

樹脂2点遠心ブレーキのブロック1個

でギリギリとキャスコンを締め上げて

投げればいいのです。

 

 

ようは樹脂2点遠心ブレーキの摩擦の

ブレーキとキャスコンでスプールの

回転に抵抗をつけてブレーキにして

いるわけです。

 

 

簡単に言うとツインブレーキですよね。

バックラッシュはしませんけど軽い

力でルアーを投げることはできなく

なります。

 

 

わかりやすくいうと遠投だろうが近距離

だろうが強いブレーキが効くので力を

入れて投げないとルアーが飛ばなく

なります。

当然飛距離はでませんよ。

 

 

ある程度広い本流ルアー専用リール

ということならこれでも問題あり

ませんが今も昔もズボラの性根は

変わりません。

 

 

本流ルアーでしか使えないリール

なんておもしろくない!

と思ってしまったんですよね。

お手上げでどうにもならなくて

使わなくなった。

 

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こんな馬鹿なことをやっていたのがすでに

何十年も前なので引っ張り出してみると

クラッチがなかなか切れないグリスが

半固着の状態でした…

 

 

何回かクラッチを入れたり切ったり

していると動くようになったので

スプールを回してみるとこちらは

大丈夫でした。

 

 

ネジを緩めてフレームから外して

みました。

これが効かない樹脂2点遠心ブレーキ

です。

たしかこれ樹脂でも白、青、黒の色

のブレーキブロックがありましたよね。

 

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マグネットのほうは2個だけです。

これも数を増やすとブレーキが

効きすぎました。

5000番はこれで良い感じだったの

ですけどね…

 

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樹脂ブレーキブロックの形状は違えど

似たようなセッティングでなんとか

なった5000番となんともならなかった

4000番です。

 

 

やっぱりリールの幅が影響するんです

かね?

レベルワインダーの左右の動きだって

5000番と違って幅が狭い分せわしない

感じになるんだろうし。

こういったところから独特のピーキー

さがでてくるんですかね?

 

 

だけど4000番はどうしても嫌いに

なれないんですよね。

パーミングしたときに高さは変わらない

にしても幅が狭い分コンパクトには感じ

ますから。

あと見てくれもカッコいい!

 

 

何十年も前に試してどうにもならずに

お手上げでしたが現行で良いブレーキ

CS ROCKETのものができてきたので

それを搭載するべく組み直してみます。

 

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見た限りはなんとなく22567のクラッチ

ワッシャーが合いそうな感じがするん

ですよね。

まさか…1366399ではないと思うん

ですけど…

 

 

これがうまくいけばベークライトの

ブロックが強烈な初速のスプール回転

をキレイに抑えてくれて投げやすい

リールになると思うんですけど…

 

 

あとはギアを6.3から5.3に戻して

半固着のグリスや劣化しているで

あろうオイルを塗り直して入れ

直して組み直してみます。

 

 

あくまで妄想と予想です。

結局取り付けられなかった!

ということもあり得ます。

やってみたあとにまた書きます。

 

追記 洗浄して注油して組付け なぜかクラッチが切れなくなるトラブル 3種類のクラッチワッシャー組み直し 結局原因は20090ロックスプリング

 

さっそくリールをバラして何十年も前の

グリスとオイルを洗浄してギアも6.3

から5.3に戻しながら注油して組み付け

ていきます。

 

 

現行とは少しだけ違うウルキャスなので

事前にパーツリストを見てパーツを組む

順番を頭に叩き込んでからです。

すぐ忘れてしまう…

 

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組み付ける前にパーツを確認していたら

パーツが1点足りなくて少し焦って

しまいました。

ハンドルブッシングの下に入る3915の

ドラッグシムがありません。

 

 

うあ~ポンコツだからま~たパーツを

家の中で無くしたのかよ俺!

とは思いましたが冷静になって考える

とギアを変えるときにドライブシャフト

他etc丸ごと移植しています。

 

 

ノーマルのドライブシャフトやギアは

ビニール袋に入れて保管しています。

そこにドラッグシムも一緒に入って

いないとおかしい。

 

 

もう1台のほうのノーマルギアを入れて

あるビニール袋を確認するとそこにも

ドラッグシムは入っていない。

あ~これAbuでよくあるやつです。

 

 

パーツリストでは入るようになっています

が実際のリールには入っていないやつ。

2台とも入っていないということは

そういうことですね。

忘れっぽいので勘弁してほしいです。

 

 

組付け前に肝心のクラッチワッシャーを

比べてみます。

これが合わないと何のためにリールを

バラしているのかわかりませんから。

 

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樹脂のブレーキブロックを取り付ける

ために19372のクラッチワッシャーは

ブロック軸が太いしブロックが勝手に

外れないようになっています。

外側が太くて内側が細い。

 

 

そこ以外の形状は22567と同じ感じ

がします。

ブロック軸の高さはどうなのか?

 

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高さもだいたい同じくらいです。

じゃあピニオンギアと噛む凸型の形状

はどうだろうか?

 

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う~ん…19372のクラッチワッシャー

は使って凸型が若干丸みをおびては

いるけど22567の形状と同じだよね。

やっぱり流用できるよね!これ。

うひょ~やったぜ!

 

 

もうウキウキで洗浄したリールを注油

しながら組み付けていきます。

そしてフレームとハンドル側を合体

させて完成と。

ふう~

 

 

ハンドル側でスプールのセンターをだして

反対側のキャスコンで0ポジションに調整

します。

クラッチを切ってスプールの回転を

チェックします。

これは大丈夫です。

 

 

今度はハンドルの回転具合いとクラッチ

の動作チェックです。

ハンドルの回転具合いは大丈夫です。

クラッチの動作は…

 

 

あれ?なんかおかしい…

クラッチを切ってハンドルを回して

クラッチを入れようとすると入るとき

と入らないときがあります。

 

 

なんで?どうして?クラッチワッシャー

の高さや形状は同じだったのに!

やっぱりダメなの?微妙に合わないの?

なんでだよ~

 

 

じゃ~1366399のクラッチワッシャー

なら合うのか?と思い試してみるも

スプールのセンターもなかなかでない

しクラッチの動作もおかしい。

そりゃ~そうなんだよな。

 

 

やっぱりノーマルの19372のクラッチ

ワッシャーじゃないとダメなのか?

と再度戻してみるもこれもクラッチの

動作がおかしい。

なんでだよ~

 

 

ここで熱くなっている頭を少し冷やして

冷静に考えてみました。

そもそもノーマルの19372のクラッチ

ワッシャーでさえクラッチの動作が

おかしいのは原因は違うところだよね。

 

 

まさかとは思うけど20090のロック

スプリングなのか?

バラしたときに割れていなかったから

再利用したけど1部分が変形していて

気にはなった。

ヘタっていたのかな?

 

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とりあえずストックの新品20090の

ロックスプリングを取り付けて再度

22567のクラッチワッシャーを組んで

クラッチの動作を試してみました。

 

 

やったぜ!クラッチの動作問題なし。

何回もクラッチを切ったり入れたり

して動作を確認しました。

何回やっても大丈夫。

 

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まったくこれだからウルキャスは…

いやいやそういうこと言っては

いけませんよね。

オールドから現行へ

これがAbuが辿り着いた答え。

 

 

気を取り直してクラッチを切って耳の

そばでスプールを回してみます。

 

 

聞こえるよ~

 

ベークライトの

 

ブロックの

 

摩擦音

 

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いや…どっと疲れが…

なんか似ているよな!の思いからパーツ

を実際に買ってリールをバラして組んで

トラブルからの完成。

疲れたけどなんか高揚感が。

 

 

今回は前回気になったスプールベアリング

に挿すオイルもサラッサラッのやつを

挿したので実際に投げて試してみるのが

楽しみです。

 

 

スプールの回り出しの初速は凄いだろう

けどそれをベークライトのブレーキ

ブロックがうまくキレイに抑えて

くれるといいな~!

後日実際に投げて試してきます。

また書きます。

 

追記 いざ実際にテストへ 一投目からバックラッシュ!0ポジションだと思っていたスプールはまったく0ポジションではなかった スプールがカタカタしない位置にするとセンターが!

 

リールを組んだら実際に投げてみたくなる。

ズボラのわりにこういうときの行動に

面倒くさい!というのはないようです。

もう早く投げたい!早く投げたい!です。

 

 

いつもの小規模ダムに行ったはいいが

日曜日いや…ゴールデンウィークの

影響なのか人だらけ。おまけに暑い。

人がいない場所で日陰の場所に

エントリーです。

 

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一応組んだときに0ポジションの位置に

調整したつもりですが念の為に現場で

耳のそばでスプールを左右に動かして

音を聞いてみます。

 

 

カタカタカタ…

あれ…変だな?まったく0ポジション

になっていないし反対にこれでは

キャスコンゆるゆるの状態です。

 

 

現場で再度キャスコンを締めてスプール

がカタカタ音がしない位置まで調整

し直していきます。

だいだいいい具合に調整できたら

今度は組んだときにトラブルになった

クラッチの入りを確認しました。

 

 

これも何回やっても問題なし。

初回のバックラッシュを防ぐために

0ポジションからさらにキャスコンを

締めてから一投目です。

ルアーはいつもの5cmで5gのミノー。

 

 

いきなりバックラッシュです。

あれ…どういうこと?

投げているルアーが軽いのでバック

ラッシュしても簡単に直せます。

 

 

再度耳のそばでスプールを左右に

動かしてみます。

カタカタと音が!あれ?なんで?

だったらこれでどうだ!とばかりに

キャスコンを締め込みます。

 

 

そして投げてはまたバックラッシュ

です。おかしい…

更に再度耳のそばでスプールを左右

に動かしてみます。

 

 

軽い力でスプールを左右に動かすと

カタカタ音はしない。

ですが少し力を入れて左右に動かして

みると鈍いような感じでゴクゴクと

音がします。

 

 

う~ん…

スプールを動かして音がするそれは

0ポジションではありません。

バックラッシュするんですから

ブレーキブロックとハンドル側の

プレートに隙間ができてしまって

いるのです。

 

 

今度はとことんまで音を聞いてスプール

を左右に動かしても音がしないように

調整し直します。

念入りにやりました。

 

 

恐る恐る軽い感じで投げてみます。

おもわずニヤけてしまいました。

今度は少し力を入れる感じで投げて

みます。

 

 

これもニヤけてしまいました。

ピーキーで初速がとてつもない4000番

のスプールの回転をベークライトの

ブレーキブロックが抑えてくれています。

 

 

だったら本流で使う7cmのミノーは

どうなんだろうか?

ということでルアーチェンジです。

8g~9gくらいの重さだったか?

忘れてしまいました。

 

 

これまた良い感じでブレーキが効いて

投げられます。

またニヤけてしまいました。

5cmで5gのミノーも7cmで8g~9gの

ミノーも楽に投げられます。

 

 

ではでは5cmで3.7gのミノーは

どうだろうか?

前回の5000番のときはサラッとした

オイルを挿したのでちょっとイマイチ

な感じがしました。

 

 

ですがこの4000番にはそれをふまえて

サラッサラッのオイルを挿してきました。

まあいけるんだろうな!とは思いました。

5cm5gミノーのバックラッシュ具合い

からの想像です。

 

 

まずは軽い感じで投げました。

おもわずガッツポーズです。

やりましたよ!とうとうね。

思い描いた1番の思惑です。

 

 

オールドベースではいとも簡単に

これができるので絶対にウルキャス

でもできるようにしたかった。

それが叶いました。

 

 

今度は少し力を入れて投げてみます。

再度ガッツポーズです。

もうね…ベークライト様々ですよ。

この安定感はなに!?

 

 

こんな感じで実際に投げてテストして

きました。

これなら渓流&本流ルアーで組み直した

この4000番をストレスなく使うことが

できそうです。

 

 

ただ機能面では問題ないんですが

若干見てくれがおもしろくないので

そこを調整しようかとは考えて

います。

 

 

スプールのセンターが出ていないん

ですよね。

正確にいうと反対のキャスコンを

締めていって0ポジションにした

ので押されてしまっているというか

なんというか…

 

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ハンドル側のスプールキャップも

締めがめいいっぱいですし。

これ以上は調整不可です。

 

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なのでハンドル側にベースワッシャー

を追加でもう1枚入れてスプールの

センターをだしたいと思います。

見てくれは大事ですからね。

ということでまた書きます。

 

追記 ハンドル側にベースワッシャーを追加で1枚入れてスプールのセンターをだす 調整めいいっぱいから若干改善 とりあえず完成です

 

前回で完成といえば完成なんですけど

スプールのセンターがでないのも

おもしろくないのでベースワッシャー

を1枚追加してなんとかだいたいの

スプールのセンターをだすことが

できました。

 

 

4501Cで使われているベースワッシャー

は5145なんですけど都合よく同じもの

を持っているわけはないので代用で

現行機で使われている20917のベース

ワッシャーを入れました。

 

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ベースワッシャーを追加1枚入れて

スプールキャップとキャスコンを回して

おおまかに調整した感じはこんな感じに

なりました。

けっこう出てきてくれましたよ。

 

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試し投げのテストに行く前にギリギリ

まで調整した感じはこうなりました。

あとは実際に投げてからセンターと

0ポジションを同時に調整して良い感じ

にしていきます。

 

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いつもの小規模ダムに着いたらとりあえず

スプールを左右に動かしてカタカタ音が

しないところまでキャスコンを締めて

いきます。

いい感じになったら初回バックラッシュ

を防ぐためにそこからさらにキャスコン

を締めて投げていきます。

 

 

だんだんキャスコンを緩めていって

0ポジションになったら今度は

スプールのセンター具合を見ます。

ハンドル側のスプールの位置が

少ないようなのでスプールキャップ

を回してスプール位置を押し出します。

 

 

再度キャスコンで0ポジションを作り

投げてみてスプールのセンターを

見ます。これを何回か繰り返して

だいたい納得できるスプールの

センターをだすことができました。

 

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やっていてだんだん面倒くさくなって

きたのでまあ…こんなものでしょう。

こうして画像にするとほんの少し

ハンドル側のスプールの押し出しが

足りない感じですが現場で自分の

目で見るとだいたい合ったかな?

とは思いましたので…

 

 

これでAbu4501Cゴールドの樹脂2点

遠心ブレーキからベークライト2点遠心

ブレーキ化は完成です。

 

 

Abu4000番はなんかピーキー感が

とかウルキャスでスプールの回転が

凄くてとか実際に使うとなんか…

使いずらいんだよな!

というのは一切無くなりました。

 

 

ピーキー感?バックラッシュ?

なんのこと?という感じのリールに

化けてしまいました。

やってみた自分自身もビックリです。

興味があれば試してみてくださいね。

 

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