渓流ルアーで無いと非常に困る釣り道具 フォルスタッフ ウェーディングスタッフ
ウェーディングスタッフは増水時と夏の河川の川底がヌルで酷いときにあると助かるのです
みなさんウェーディングスタッフ持ってますか?それとも爺臭くて持ってませんか?
それとも持ってても持ち歩くのが面倒だし邪魔だし家に置きっぱなしですか?
持っている方は是非面倒がらずに持ち歩いてください。爺臭くて持ってない方は是非購入して下さい。
必ずあなたを助けてくれます。
私も以前はウェーディングスタッフは必要ない派でした。持ち歩くのも邪魔だし面倒だし…
その気持ちが変わったのは真夏の本流でヤマメ釣りをしていたときでした。
隣県の二級河川の本流なんですが真夏になると渇水して
あちこち歩き回れるくらい水量が 無くなるんです。
でも水量が無くなるとどうなるか釣り師の方々ならおわかりですね…
そうです!!底石にヌルが付いてツルツル滑ってまともに歩けなくなるんですね。
なら、危ないから釣りしなければいいんですがそこは生粋の釣り馬鹿です。
そんな状態でもなんとかして釣りはしたいんです。馬鹿ですね…
その当時は丁度SIMMSから初めてウェーディングスタッフが発売されまして、
私もこれ幸いで購入してヌルが付いてツルツル滑る本流で使用してました。
使用していて大変便利だったんですが、ある時流れが少しだけ強い場所で
滑ってコケた拍子に全体重がウェーディングスタッフにかかり曲がってしまったんです。
曲がりはしましたがあったおかげで転ぶまではいかなかったし
流されずにすんだので本当に購入して良かったなと思いました。
新しくホーム河川とした場所でもやっぱり必要だった Folstaf ウェーディングスタッフ
以前にウェーディングスタッフを曲げてしまってからはそれほどウェーディングスタッフが
必要になるような河川に行かなくなってはいたんですが必要性は感じていました。
新しく通いだした河川は以前は上流にダムが無く
流れもそれほど押しが強くなく案外穏やかに流れていました。
変わったのはダムが出来て一定量の水を流すようになってからです。
そういう河川なのでいいヤマメがいるんです。あと鱒も。
川を渡るときに何度か冷や汗をかくような場面がありウェーディングスタッフを
購入することにしました。選ぶ基準は長さが一番長いもので丈夫でコンパクトになるもの。
様々なメーカーからウェーディングスタッフが発売されてますが私が選んだものは
アメリカ製のFolstafのロングです。
長さ150cmで体格のいいアメリカ人が体重をかけて使っているので丈夫だろうと思ったのです。
中に強いゴムが通してありグリップを持つと一瞬で杖状に展開できます。
流れ止めのリーシュコードも付きます。そしてコルクのグリップにより水に浮きます。
畳むとコンパクトになります。25cmくらいですね。専用ケースにループも付いているので、
腰ベルトに装着できます。
無くてもいいんですがグリップの頭のキャップを取るとカメラの一脚にもなります。
使用感ですが以前曲げてしまったSIMMSのものよりもパイプ径が太く、
強く押しの強い流れに差し込んでもバタつきません。下流側に突いて使用したんですが、
ある程度体重をかけてもビクともしませんでした。
流石に体格のいいアメリカ人が使う為に作られた製品だと思いましたね。
ネットのレビューでもありましたが、伸ばした状態から仕舞うときに継いだところがはずれなくなる。
と、あったので付属してくるワックスを使用する前に塗り込んでいきました。
こればかりはしょうがないんですね…
SIMMSのものは印籠継ぎのような感じでしなりと軽さをFolstafのものは並継ぎのような感じで
硬さと丈夫さを優先しているからだと思います。
違いはしなりで力を逃すのと硬さで力を受け止めるような感じなんでしょうか。
使用後のはずれにくさはありませんでした。ワックスが無くなったら
スキーやスノーボードのワックスでも代用はできそうです。
これからの渓流釣りはゲリラ豪雨などもあり結構な確率で危険が伴うようになっていくかと思います。
例えば川を釣り上がり川通しで下るしか入渓点に戻れない場合のときの途中の雨での増水時や、
川を渡りながら釣り上がっている途中の雨の増水時など。
本当にウェーディングスタッフが欲しくなる場合が増えると思います。
大好きな釣りで命を落とさない為に、
みなさんにもウェーディングスタッフを是非使用して頂きたいと思います。
様々なメーカーから色々なウェーディングスタッフが出ていますが、
Folstafのウェーディングスタッフは購入してみて非常に満足度はたかいと思いました。
丈夫さと安心感は譲れないものがあると思いますのでウェーディングスタッフの
購入で迷われるのであれば私はFolstafをオススメします。
そして長さで迷われるのであれば一番長いものを購入して下さい。
ウェーディングスタッフは斜めに突いて使う場面が多いですので。