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渓流ルアーをやっていて初めて月の輪熊から唸り声を出されてしまった 食べるのに夢中なのよ

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一度経験したからわかるんだけど食べるのに夢中だと熊って警戒心が失くなる 熊が気づいたときには人間は熊の警戒半径内だから唸るしかなくなる 勘弁してくれよ… 

 

雨が欲しいですね!

だんだん川の中の石にもヌルが付き始めて

きましたから。

それと人的プレッシャーはマックスという

ことで人がやらないところをやるために

藪こぎ全開の最近です。

 

 

ですのでほぼほぼ釣りを終わりにすると

身体の露出している部分(手の甲や顔や

首周辺)から血が出ています。

嫌ですよね…

釣れないと行動がだんだん過激になって

いってしまう。

 

 

厳密に言えば釣れてはいます。

小さいヤマメばかりなんですけどね。

川の水温も最適なんでしょう。とにかく

小さいヤマメの元気がありすぎる。

追いがわかった場合は高速でリーリング

して回収してかわしますけどそれでも

掛かってしまう。

 

 

そんな感じですけど毎回狙いは大型の

ヤマメです。

頑張っちゃうんですよね。

そんな感じでこの間は山の中腹を歩いて

めぼしいポイントにルアーを投げて進ん

でいたんです。

 

 

そして辿り着くのは毎回流れが速くて

深くて渡渉できない場所。

だけど先に見えるは良さげなポイント。

「あそこにルアーを投げてみたい!」

いつもは諦めますがなぜか今回は

諦めきれない。

 

 

「そうだ!少し戻ってあの場所なら渡渉

できるんじゃね」

な~んて考えてしまいました。

そそくさと歩いてきたところを戻り渡渉

できそうな場所に到着します。

 

 

流れを眺めるとわりあい深さもなく

それでいて流れの押しの強さもいくぶん

弱そうでした。

試しに流れに浸かり具合を確かめてみます。

なんとか渡渉できそうです。

 

 

そのまま流れを渡って行きますがさすがに

真ん中は深さがあり流れの押しも強めです

が腰上まで浸かり渡りきりました。

ドン深の淵の反対側を山の中に入って進み

迂回して行きます。

 

 

やがて平坦な場所になりそこを進んで

いくと…

う~ん…熊のウンチが。

そりゃ~そうです!当然いるのは

わかっています。

川を挟んで反対側の山は広大です。

熊に猿にカモシカはすべています。

 

 

熊鈴を鳴らしてでかい声で独り言をほざき

歌を歌いながら山の中を進みます。

ようやく断崖絶壁をかわして川に降り

られそうな場所に到達し釣りをしました。

 

 

結果は最大23cmほどのヤマメと相変わら

ずの小さいヤマメの猛攻でした。

先に進もうとしましたが絞り込まれた

流れの瀬が深さと押しの強さで渡渉不可

で来たところを戻ることに。

 

 

斜面の上り下りで息切れを起こしながら

来たところを戻っていきます。

平坦な場所に到達した瞬間です。

いきなりの唸り声が轟きます。

低いウーという声です。

 

 

おそらくですが来るときはいなかった。

川に降りて釣りをしている間に熊がきて

しまった。

そして何かを夢中になって食べていた。

川の轟音もあって熊鈴の音も聞こえず

夢中だったから人間に気づくのが遅れ

その場を離れられず唸るしかなかった。

(隣県で初めて至近距離で熊に遭遇した

ときもこんな感じだった。夢中で何か

を食べているときは警戒心は失くなる)

 

 

「マジカよ…勘弁してくれよ…」

ですがなんとかやり過ごさないと

帰れません。

こちらから熊がどこにいるか見当たり

ません。

唸り声がする方角を向き口に笛を咥えて

吹きながら左肩からナイフを抜きます。

 

 

平坦な場所からもう一段山の中の中腹に

降ります。

断崖絶壁の川を背中にする感じです。

そのまま半身で警戒したまま山の中を

進んで戻ります。

相変わらず唸り声はやみません。

 

 

ドン深の淵までもう少しというところ

まで来たときに唸り声はやみました。

どうやら熊の警戒半径からは離れたよう

です。

川の渡渉は速かったですね…

 

 

川を渡渉してやっと一息つけました。

初めて唸り声を出されましたよ。

隣県での遭遇時はお互いにビックリ

して離れることができましたが今回の

ケースは最悪に近いですよね。

もう少し熊の警戒半径内だったとしたら

熊からすればやるしかない状況だった

はずです。

 

 

運が良かったです。しみじみと。

帰りは気力がなくなるんですよね。

声を出さなかったのもダメだった。

熊鈴もな…あんまり音が鳴らなかった

気がします。

(気力がなくなるので足取りが重い。

なので熊鈴が勢いよく鳴ることがない)

 

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釣り人専用に作られた北海道madeの熊鈴

なんですけどこれでも音の鳴りが限界

なんですかね。

さすがに最小の動作でも音が鳴るように

作ってあるんですけどね。

(裾部分が広がっていないのが特徴です)

 

 

ということでもっと少ない動作でも音が

鳴る熊鈴を検討してみました。

北海道にイトウ釣りに行く前のブライト

リバー松本さんのブログが参考に

なりました。

 

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出典:ブラスワン>トップページ> 馬鈴65(ばれい・ろくじゅうご)より引用

 

なるほど!これならさらに最小の動作で

熊鈴を鳴らせるなと。

縦横斜めと全方位で音が出せます。

音色は「馬齢」ということで時代劇で

見たアレな音色ですけどさらに最小の

動作で鳴らせるなら問題なしです。

 

 

さっそく注文しました。

ちょうどアウトレット品がありましたから。

これで幾分はマシにはなるでしょう。

 

 

届きました!早かった。

 

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アウトレット品ではありますがどこが?

という感じです。

でも一応アウトレット品ということで

ベルトの裏にはBの刻印が。

ですが鈴本体は問題のない商品です。

あくまでベルトの品質が…ということ

みたいです。

 

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使っていた熊鈴と比べてみるとこんな

感じです。

見た目的にはあ~という感じですが

一番の違いは大きさと重さ。

重い…

 

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重いな~!とは思いながらもいつもの

腰ベルトに装着してみました。

 

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せっかくなので釣りはしないまで腰に

ベルトを装着して音の鳴り具合を試して

みました。

 

 

まずは重さに辟易しました。

それから鳴らなさにガッカリします。

やっちゃったか~これ…

と思いましたがふと閃き普通に歩く動作

をしてみると。

 

 

オッ!

オオー!

ウン!ウン!

コレは!ウン!

 

 

普通に歩く動作のときが一番鳴りが良い

んです。

しかも腰ベルトに装着するとほぼほぼ

身体やウェーダーに触れてしまい熊鈴の

鳴る音は半減するものですけどこれは

それが少ない。

 

 

身体やウェーダーに触れていないときは

最大で音がなりますが触れていてももう

半分の方で音を鳴らすことができます。

これは!ですよ。

 

 

それとやっぱり一般的な鈴とは違う方法

で音を鳴らすことができるのが良い。

歩く動作ですので縦の身体の動きも

入ります。

それで音が出せます。

一般的な鈴だと横の動きで音を出します

からね。

 

 

これなら川通しで行けなくて戻ること

になって気力の尽きた歩きでも十分音が

鳴ってくれそうな気がします。

今日から私は馬になります。

 

 

それにしてもまいっちゃうよな…

もう少し警戒心もってもらわないと!

夢中になっちゃダメ!熊さん…

 

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