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渓流ルアー DaiwaブラックレーベルSG 551LRB バス用トップロッド インプレ

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rod
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渓流ベイトでDaiwaブラックレーベルSG 551LRBのような高弾性ファーストテーパー ティップアクションのロッドっているの? 

 

最近の流行というかベイトリール

で渓流ルアーの流れからロッドの

パワーやテーパーが柔らかめに

なってはきているかと思います。

実際にはグラスロッドやカーボンと

グラスのコンポジッドロッドなど

各種多用な渓流ルアーロッドが

各メーカーより販売されています。

それと柔らかめの渓流ルアーロッド

のラインナップも増えています。

 

 

でも10年以上前の渓流ルアーロッド

は高弾性カーボンが全盛期。

一般向けにはウルトラライトロッド

を作って販売しておいて、自身や

ごく一部の大物のトラウトを狙う

アングラーには超硬調なカッチカチ

で張りっ張りの渓流ルアーロッドを

販売してきました。

 

 

その代表的なメーカーが

イトウクラフトでしたね。

ULからULXのロッドのラインナップ

が増えたときのULXのロッドの評判

は凄かったです。

ちなみにULXなんて表記ですが

パワー的にはMLですよね…あれ。

 

「硬すぎる!渓流ルアーには

向かない!キャストできない!

使いづらい!」などなど。

 

 

そんな評判などお構いなしで続いた

のがカスケットでした。

一般向けにはトラディションで

ごく一部向けにレボリューション。

 

知り合いが愛用して使っていたので

投げさせてもらいましたが、これも

超硬調なカッチカチで張りっ張りの

ロッドでした。

ロッドのネームを見たらRB55MS

Mパワーですもの…そりゃ硬い。

 

 

ティムコからも超硬調なカッチカチ

で張りっ張りの渓流ルアーロッドが

販売されていました。

トラウターTWのMLパワーロッド。

 

これは店頭で振らせてもらいました。

凄く強くて硬いロッドだな

と思いました。

 

ティムコのスタッフの中にも

超硬調なカッチカチで張りっ張り

の渓流ルアーロッドが好きな方が

いるんでしょうね。

 

こちらは後継のモデルのロッドが

パックロッドという形で販売

されています。

個人的には2pcじゃなくなって

しまったのが凄く残念です。

 

 

ソウルズからも超硬調なカッチカチで

張りっ張りの渓流ルアーロッドが

販売されていました。

トゥイッチンTF-Tシリーズでした。

ロッドのラインナップからみると

パワーがあってもしなるイメージ

があったんですが、トゥイッチン

シリーズは異質でした。

 

こちらも店頭で振らせてもらい

ましたが超硬調ロッドでした。

 

おそらくですが当時のスタッフに

硬くて張りのあるロッドが好きな

方がいたんでしょうね。

現在はこのシリーズは廃盤に

なっているようです。

 

 

そんな中で一番凄まじいロッドを

販売したのがスミスでした。

TRBX-EX53MTHこれです。

初代のインターボロンシリーズ

もイトウクラフトのロッドと

同じ感じで評判はよくなかった。

 

「硬すぎる!渓流ルアーには

向かない!キャストできない!

使いづらい!」などなど。

 

それで2代目のインターボロン

シリーズからは少し柔らかく

して張りも弱めたロッドに

変貌していくことになりますが

ロッドをデザインしている

平本さんとしては納得

できなかったんでしょうね。

 

平本さんとしてはだんだん硬く

していきたかった。

が、世間一般には受け入れ

られなかった。

 

それで自身用に作った2代目の

インターボロンシリーズの

ロッドがTRBX-EX53MTH

だと思います。

 

私もリアクションバイトして

購入してしまいました。

 

rod

 

現在は私もベイトリールで渓流ルアー

を楽しんでいますが、少し前は

スピニングリールで渓流ルアーを

楽しんでいました。

 

 

凄まじい渓流ルアーロッドだと思い

ついつい購入してしまいました。

 

rod

 

Yガイドですよ!懐かしいです。

現在はKガイドですよね。

 

 

渓流ルアーのスピニングロッドは

出番が減ったのもあり知り合いに

譲ったりオクで売ったりして

手持ちは減らしましたが

このスミスTRBX-EX53MTHと

イトウクラフトのEXC510ULXと

同じくEXC560ULXの3本は手元に

残してあります。

 

いつかまた使いたくなるかな?

 

と思いまして…

 

rod

 

5フィート3インチ

Mパワー

ルアーキャストウェイト12g

どう考えてもおかしいですよね!

これ渓流ルアーロッドなの?

って思いませんか。

それにfor Expertって…

自身がどうしても使いたいから

作ったんでしょ!ならば

hiramoto SP

にでもすればよかったのに…

ちなみに通常版のTRBX-53MTH

というのもあったわけだし…

 

rod

 

道具の扱いは雑ではないほうだと

思っていますがコルクに引っ掻き

傷を入れてしまってます。

 

 

リールシートのウッドもブランク

の超硬調さを隠すような

安っぽさがあって個人的には

好きです。

 

rod

 

平本さんの超硬調好きは凄い。

タックルセッテイングも硬いロッド

に伸びないPEライン。それと

伸びないフロロリーダーが好み。

 

 

そして凄まじいことをサラッと

言ってしまう…

 

 

ライトパワーの渓流ルアーロッド

で曲がるって…

ごく一般的にはウルトラライト

パワーで曲がるが表現的には…

やっぱり感覚が違うな。

 

そんな平本さんが私は

 

大好きだ!

 

へそ曲がりだからかな…

 

 

こんな感じで硬くてしならない

ロッドを出してくるメーカーや

デザイナーの思惑には大切な

要素が含まれています。

それがルアーのアクション

だったり流れに負けない

ロッドだったりするわけですが

その一番重要なのが

 

フックを魚の口に貫通させる

 

これだと個人的には思います。

 

カスケットのロッド。

レボリューションの商品ページ

ではハッキリと書かれています。

 

すべてのラインナップに共通する

絶妙なエキストラファースト

テーパーはバックハンドなどの

軽いキャスティングでミノーが

低弾道に放出されます。

また真骨頂であるソフトティップ

の下にあるフッキングのための

もう1本の隠れた竿がフッキングで

威力を発揮。

ネズミ仕掛けのように反射的に

魚が喰いついた瞬間から

フッキングパワーを伝達します。

ですから、ナイロンで遠くで掛けた

魚も確実にフッキング。

このロッドでフッキングミスは

言い訳になりません。

出典:カスケットレボリューションより引用

 

アップストリームの釣り方が

基本の渓流ルアー。

 

流れに同調させながらもミノー

にトゥイッチでヒラをうたせて

大ヤマメを誘う。

 

警戒心の強い大ヤマメも辛抱

できずにミノーを追う。

 

じっくりとミノーを観察し

最後の最後に堪らずミノー

に食いつく。

 

その千載一遇のチャンスに

あなたのウルトラライトパワーの

ロッドは硬くなった大ヤマメの口に

フックを貫通させられますか?

 

想像ですがカスケットのロッド

レボリューションで言いたいことが

これかと思います。

 

 

遡上系の大ヤマメではなく居付きの

大ヤマメを狙う場合は

アップストリームの渓流釣りが基本。

ですのでこの釣り方には超硬調の

高弾性ファーストテーパーの

ティップアクションのロッドは

個人的には

 

いります

 

DaiwaブラックレーベルSG 551LRB 渓流実釣インプレ

 

このロッドはワンフィンガーで投げて

パーミングに握り直してから

(持ち替えてから)

トゥイッチのロッド操作を

してください。

握りでティップの動きが変わります

 

rod

 

実釣は釣り上がりの狭い里川と

いつものホームの大渓流で

おこなってきました。

 

 

まずは狭い里川から。

「おいおい!なんで狭い里川で

5フィート5インチよ?」

と思われるかもしれません。

 

現在でこそ短い渓流ルアーロッドの

ラインナップが豊富に各社から販売

されていますが10年以上前の渓流

ルアーロッドのラインナップに

短いロッドは多くなかったんです。

それにお金もあんまり無かった。

なので必然的に5フィート6インチの

渓流ルアー標準レングスのロッドを

購入して沢から渓流から本流まで

どこでも釣り歩いていました。

 

こんな感じでしたのでロッドが長い

から沢や狭い渓流で釣りにならない

というようなことはありません。

 

慣れれば意外となんとかなっちゃう

もんですよ。

若干のストレスはありますがね…

 

 

最初にキャストした感じは

「あれ…ライトパワーとはいえ

バスロッド。張りが強くて購入

したのは失敗したか…」

と思いました。

 

 

このロッドを使う前にAngloの

PRB553を使っていたからですかね。

一応ルアーキャストウェイト的に

ライトパワーですが、トラウトロッド

なのでティップは比較的に柔らかくて

ウルトラライトパワーのロッド

みたいな感覚でキャストできます。

 

 

そうは言ってもこのSG 551LRBの

ルアーキャストウェイトも下は1.8g

からキャストできるはず。

なので今度はティップだけで

弾き飛ばすようにキャスト

してみました。

 

 

「おお!いけるな」

なるほど…

近くにキャストするときは

ロッドのティップだけを使って

ルアーを弾き飛ばすようにすれば

いけますね。

 

 

確認のためルアーが付いた状態で

ロッドがどこまで曲がるか空振り

してみます。

ロッドの張りは強いですがルアーの

重さが載るとベリー付近まで曲がり

ます。そのままキャストしてみます。

 

 

「おお!けっこう飛ぶな」

空振り状態から親指を離してかるく

キャストしてみました。

これを何回か繰り返し身体にライン

リリースのタイミングを覚えさせます。

 

 

ロングキャストが出来るポイントが

出てきたのでキャストしてみました。

 

高弾性ファーストテーパーロッド

なので自分でロッドを曲げていく感じ

でピュッピュッと手首を動かしてと。

ライナーでルアーが飛んでいきました。

文字なのでうまく表現できませんが

これが低弾性レギュラーテーパー

ロッドだとギュイーンシャッって感じ

でしょうかね…

 

 

そんな感じで里川を釣り上がり

レギュラーサイズの20cmほどの

ヤマメを釣りました。

ラインからの水中の情報もロッドまで

伝わりやすいので、ロッドの感度と

しては良いと思います。

 

掛けアワセのフックの貫通力は

問題なし。当たり前ですがね…

それが欲しくてこのロッドを購入

したわけですから。

 

そんなこんなで同じようなサイズの

ヤマメを2匹釣って里川での釣りは

テクニカルノックアウト。

日陰ほぼ無しで気温36度。

2時間で消費した飲み水は2L

尺ヤマメは居留守を使ってました。

 

 

日を改めて今度はホームの大渓流です。

流れが速く厚く重い、それに深場が

とても多い川です。

 

今回は引き抵抗が重いミノーと

スプーンを試してみます。

おもにD-コンタクトⅡとD-インサイト

それとディープと半ディープミノー

にスプーンです。

 

アップクロスでD-インサイトと

D-コンタクトⅡをキャストしてみます。

速く厚い流れを横切らせるように

トゥイッチを掛けながら巻いてきます。

「ああ~良い感じだ」

張りの強いロッドなのでルアーに

アクションはつけやすいです。

引き抵抗の重さも感じません。

流石バスロッドという感じです。

 

 

次はダウンクロスでディープと

半ディープミノーをキャストして

みます。これも先ほどと同じく

速く厚い流れを横切らせるように

巻いてみます。

これも同じく引き抵抗の重さは

さほど感じません。

(まったく感じない訳では

ありませんよ)

 

ダウンクロスでルアーを引いてくる

途中にレギュラーサイズの20cmほど

のヤマメを掛けましたが寄せるのも

楽々です。

ウルトラライトパワーのロッドだと

こういう場合寄せるのも大変に

なりますがライトパワーのロッド

でファーストテーパーなので竿先

が曲がり過ぎずかるく寄せられます。

 

 

次はスプーンをアップとダウンに

キャストして引いてみました。

 

竿先が少し入るような感じで巻いて

これるのでこれも個人的には好み

でした。グニュンと竿先が入るような

ロッドは好きじゃないんですよね…

これは好みですね。

 

ダムの下流の釣り場ですので梅雨の

時期に流入した雨水を台風に備えて

放水している途中です。なので例年

と違いこの時期でも流れが速く厚い

ため渡渉して上流のポイントにも

行けずロクな釣果も出せていません。

きついシーズンです…参った…

 

 

それと私は釣りをする川が上記の

ような川ですので本流で使う70mm

サイズのミノーも投げます。

そんなときもこのロッドなら

投げづらさを感じることなく至って

普通にキャストできます。

本流から渓流までこなすズボラな

ショートロッドという感じでしょうか。

同じような渓流ルアーロッドで言えば

イトウクラフトのEXC630LMの

バットカット版でしょうかね。

 

 

このロッドでフローティングミノーも

ルアーキャストウェイト的に使えそう

じゃないか?と思われる方もいるかも

しれませんがオススメしません。

確かにルアーキャストウェイトの下限

は1.8gからですがキャストしずらいと

思います。私の使った感覚で言えば

ルアーキャストウェイトの下限は

3.8gぐらいからでしょうかね…

ファーストテーパーなのとロッドの

張りが強すぎるかと。

 

フローティングミノーを投げるなら

レギュラーファーストテーパーの

ライトパワーのロッド。もしくは

ウルトラライトパワーのロッドです。

 

シングルフックを使う方なら太軸

じゃなくて中軸のフックを使えば

魚の口に貫通させるのは楽です。

「フックが伸ばされそう」

これはロッドの曲がりでいなす。

 

 

シングルフックの軸の太さはPALMSの

アレキサンドラを購入して参考に

すればいいかと思います。

長年シングルフックで渓流ルアーを

やってきた飯田さんですからフックの

貫通力にも拘りがあるはず。

 

自作でシングルフック作成。

良いと思いますがフックの軸の太さに

拘ってくださいね。

チヌ針や伊勢尼針などは口の硬い

クロダイ用ですからフックの軸が

太くて貫通させるのは大変ですよ。

大型トラウトのいる北海道では

いいかもしれませんがね…

 

 

ブラックレーベルSG 551LRBの

渓流実釣インプレとしてはこんな

感じになりました。

バス用のトップウォーターロッド

ですが渓流ベイトロッドとしても

十分使えるかと思います。

 

ただしロッドの張りは強いので

あまりにも軽いルアーには向かない

ですかね。 

 

 

DaiwaブラックレーベルSG 551LRBを渓流ベイトに使うのに向いている人は?

 

♦川の流れが速く厚く重い流れで

大ヤマメを狙う方

♦アップストリームの釣りで積極的に

掛けアワセを決めたい方

♦ヘビーシンキングのヒラうちミノー

をハードトゥイッチで使う方

♦カッチカチで張りっ張りのロッドが

好きな方

♦フッキング(アワセ)に拘る方

♦渓流だけど本流サイズの70mm

サイズのミノーも投げちゃうぜ!

という方

♦本流も渓流もロッド一本で

やっちゃいたいズボラな方

♦フローティングミノーは

一切使わない方

 

になりますかね。気になったら

ロッド購入の参考にしてください。

 

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