Abuリールでバックラッシュするならキャスコンを締めろ!その前にブレーキ調整をしようね..
Abuリールにも遠心ブレーキとマグネットブレーキというのが搭載されているのでキャスコンを締める前にまずはこれを調整する 個人的にはキャスコンは最後の微調整のブレーキだと思っている
最近はウルキャスリールを組んだので
そればかり使っていたんですけど久々
にお気に入りの73y両サイドカップも
使ってやろうと渓流に引っ張り出し
ました。
ここまでは良かったのです…
着替えて用意して川で実際にキャスト
し始めるとなぜか?リールがバック
ラッシュの嵐です。
このリールは至って普通にオーバーホール
しただけで変わったことはしていません。
バラしてオイルとグリスを挿し替えただけ。
ブレーキも昨シーズン使ったときのままで
ベークライト遠心ブレーキの1個仕様。
バラして組んだので再度0ポジションは
出して調整してあるのでこれで問題なく
ベークライト遠心ブレーキが効くはず
なんです。
だけどバックラッシュの嵐になって
しまう…なぜだ?
とりあえずその日は本意ではないが
キャスコンを締めて釣りをしました。
せっかく川に立っているのですから
こうするしかありません。
納得できないんですけどね。
そして次の日に昨シーズンはガンガン
効いていたベークライト遠心ブレーキ
のブロックを確認してみました。
若干は擦り減って小さくなっているよう
ですね。
左が使っていたもので右が新品のブロック
です。
タックルセッティングは昨シーズンとは
違います。
ロッドは昨シーズンのものより曲がる
ものです。
ワンシーズンこのリールしか使わなかった
のでベアリングにもあたりが出てスプール
の回転が良くなったんですかね?
曲がるロッドでスプールの初速が出るよう
になって尚且つベアリングのあたりが出て
回転が良くなった?
だとしたら擦り減ったブロックでは役不足
になるのは当然ですかね?
だったら擦り減ったブロックを取り外し
て新しいブロック1個にすれば!とも
考えましたが擦り減っているとはいえ
まだ使えそうなので新しいブロックを
1個追加して2個運用で再セッティング
を試みました。
ダメならば現場でブロックを交換して
再セッティングすることにして一応
手持ちのブロックも川に持っていき
ました。
オールドにはブロック大が適正ですけど
以前にセッティングを出すときに中と小
も取り付けてみましたが大丈夫でした。
効きは足りませんでしたけど。
擦り減ったブロック大でブレーキ力が
足りなかったので新しいブロックを
もう1個追加すればちょうど良いくらい
になりそうだと思っていましたが
それで正解でした。
0ポジションで良い感じにベークライト
遠心ブレーキ2個が効きます。
軽いミノーを投げるときは少し
キャスコンを緩めて重いスプーンの
ときは少しキャスコンを締めると
ちょうどです。
あ!サミングは必要ですよ。
ノーサミングで投げられるという意味
ではなくて楽にサミングでコントロール
して投げられるという意味です。
もちろん0ポジションからキャスコン
を締めればノーサミングでも投げる
ことはできます。
その場合は飛距離が犠牲になります
けどね。
バックラッシュするならキャスコンを
締めろ!
の前に一応遠心ブレーキとマグネット
ブレーキというものが搭載されている
のでこれを調整しましょう。
老害オナニーマウントマニアのサミング
すげーだろ!な話は聞く必要ありません。
空き時間や週末サンデーアングラーに
大事なのは釣りを楽しめて楽に投げられ
るタックルセッティングです。
あくまでキャスコンは最後の微調整
の役割だと思っておくとメインの
遠心ブレーキやマグネットブレーキ
の調整がしやすいと思いますよ。
話は変わってオーバーホールのときに
もっとドラグを滑りやすくできるのか
?ドラグワッシャーの両面にドラグ
グリスを塗ってみましたがこれは
ダメでした。
以前に比べてはるかにドラグは出やすく
なりましたが出っ放しになってしまい
ました。
これからは川が増水すると遡上魚が
混ざってくるので手直しです。
ドラグワッシャーの片面にドラググリス
を塗って以前の感じに戻します。
昨シーズン掛けた55cmの遡上鱒も
これで止められたので大丈夫なはず
です。
あとは大雨待ちですね。
川の底石も連日の猛暑でヌルヌルに
なってしまっていますから…
ヘドロみたいになってしまって
いますよね。