Abu リールカスタムについて 個人的な思いと使用上の注意点

ABU ベイトリールは右巻きが基本です
もしくは利き手が左手の場合は左巻きが基本になります。なぜならば、
力強いトルク&パワーで巻くために作られたリールだからです。
力強くリールを巻くためには自身の利き手で巻くのが一番力が入りますよね。
これは紛れもない事実です。
ですので、全世界で売られているベイトリールの大半は右ハンドルなんです。
私自身もそう思います。
ゴリ巻きトルク&パワーファイトこそがベイトリールの真骨頂だと理解しています。
じゃあ、おまえは左利きなんだよな?と、思われるかと思いますが私の利き手は右手です。
なんだ!!話が違うじゃないか。
はい。まったくそのとおりです。矛盾しています。
私がベイトリールで左巻きを使う理由は右手でロッドの操作をしたいから。この一点につきます。
でも、理想からいけば利き手じゃない左手でもルアーを投げられて
ロッドの操作もできて利き手の右手で巻けること。
これができる某プロのことは非常に羨ましく思います。
残念ながら不器用な自分には出来ません…
できないので自分に出来ることを伸ばそうとしたら左巻きになってしまったのです。
それに今の時代ならば右巻きと左巻きのリールが必ずラインナップされているし、
右巻きしか販売していなかった(左巻きもあったが少数)時代とは違うと思うんです。
今の時代ならば好きなほうを購入して、その人が好きなように使えば良いと思います。
用途によって、好みによって、プロで釣りでご飯を食べているのでなければ所詮は趣味の道具ですし…
それと狙う魚種の問題もあると思います。
サケ・マス属
おまえそんなのスピニングリールでやれよ!!という意見には
はい、ごもっともです。
私もスピニングリールで十分だと思います。カーディナルやステラやTD-Z を使ってきましたしね。
ですが、ここは声を大にして言わせて頂きたい。
ABU社のベイトリールがどうしようもなく好きだから使いたいんだと
もう、たまらないんですよ40年近くも前のリールが放つオーラが。醸し出す雰囲気が。
かと言って、おまえ韓国製の現行Revoシリーズも使ってるじゃないか!
と言われそうですが、私もオールドこそ至高みたいな感じのときもありました。
ですが、ウルトラキャストからモラムからRevoみんな使ってみると好きになれるんです…
生産国こそ違えどABU社のリールですから。食わず嫌いはしません!!
案外食べてみると美味しいリールかもしれませんよ…
ABU リールカスタムのカテゴリーを作った訳
私がリールをカスタムしようとしたとき必ずABU使いの諸先輩方のブログを参考にしてきました。
ですが、ブログの更新をされなくなっていたりブログを辞められていたりして、
諸先輩方の貴重なリールカスタムの記事が無くなってしまったり
更新されていなくて検索から埋もれていってしまっていると感じたので、
諸先輩方がカスタムしてきたものに私自身のアイデアをプラスしたものを
記事にして残したかったからです。
ちょっと前は大変だったんですよ…
HEDGEHOGSTUDIOさんなんてお店なかったですから。
ベアリングのサイズすらわからない…
で、諸先輩方のブログで教えてもらう。
ネットにはABUの改造やカスタムの記事が溢れていましたから。
諸先輩方の記事を参考におっかなびっくりリールをバラしてみる。
もうドキドキです。「ちゃんと元に戻せるかな…」なんて。
それこそ写メ撮りまくりです。
写りもよくない画像ですが、
それと一緒にカスタムするのに同時に注文しないといけない部品なども
記載しておきましたので御活用下さい。
記事を見て頂いて画像を参考に御自身のリールカスタムのイメージを膨らませて頂ければ幸いです。
ABUのリールを使用する上での注意点です
•ABU社のリールは新品で購入したら必ず全バラして、
清掃とグリス&オイルの入れ替えをしましょう。
「これをやってからが国産リールと同じスタートラインに並んだ状態になります」
•中古で購入したオールドABUも必ずオーバーホールしてから使いましょう。
「悪い状態からさらに悪い状態にしないように」
•軽量スプールを使用する場合は必ずドラグは滑らせるセッティングで使いましょう。
「ドラグフルロックや根掛かり外しのときなどジュラルミン製の薄いスプールは
簡単に破損します。リールによってはピニオンギアの弱いものもあり、
スプールとピニオンギアの両方が破損する場合もあります」
•釣行後のオールドとウルトラキャストリールにはレベルワインダーの部分に
必ずオイルを挿しましょう。
「油膜切れをおこすとウォームシャフトとラインキャリッジポールが破損します」
•スプールベアリングのオイルの粘度は御自身の腕にあったものを挿しましょう。
「合わないとリールがピーキーになります。とくにMORRUMシリーズ」